サキュバスの晩餐

sakyunの日記

君の名前 ウンベルト・エーコー

醜の歴史

醜の歴史

昨日の夜から 読んでいる。ウンベルト・エーコーといえば人気作薔薇の名前〈上〉の作者です。(なぜかフーコーのイメージと名前の響きがかぶってしまう個人的に)
アマゾンの批評では 翻訳が惨い叩かれっぷりなので読んでもいいのかしらと心配になる御仁もおられましょうが、それには及ばず。数々の居並ぶ絵画を繰り眺めるだけでもわくわくするし、多くの書物の引用文を飛び回るうちに、心引かれる文章に捉えられて、原作を読んでみたくなること請け合いであります。
昔 はまったビアズリーサロメの挿画が入っていたのが嬉しかったなあ。