こちら側とあちら側の境にて
リンゴは皮と実の間が美味しいのだ、という説を聞いたことがあるけれど、そうかそうなのかとなんとなくわかったような気がしていたけどよく考えてみると皮と実の間ってどこのことなのだろう?
中島みゆきは空となんとかの間には今日も冷たい風が吹く〜と高らかに歌っていたような気がするし(違っていたらごめん)、相対するものの間には境界ゾーンが存在するもののようなのではあるけれど。
正気と狂気の間で揺れ動く人間もいる。
そして、この世とあの世の境界を容易く飛び越えてしまう人間もいる。
どちらも知っていたけれど、いざ目の当たりにしてしまうと、私は辛かった。