サキュバスの晩餐

sakyunの日記

思うほどに

予想していた通りとはいえ、実際に暮らし始めてみると雇用情勢はこちらの地方のほうがさらに厳しい。いったいどうやってこの賃金で生きていけというのかと首をひねって悩んでいるうちに、映画エクソシストの一場面、悪魔に取り憑かれれ少女のごとく首がグルリと360度回転しそうな勢いに、加えてスッパピョーン!と捻じり飛んでしまいそうなほどひどいものである。前向きな考えやらプラス思考とか祈りとか、目に見えるものが厳しい分だけ目に見えないもので心を暖めたくなる。マインドマップを書いてみようと色鉛筆を握り、スケッチブックをひろげて考える。何ができるのだろう、これからどうしたいのだろう、わたしはどうなりたいのだろう?本の帯のトニープザンは微笑んでいる。