サキュバスの晩餐

sakyunの日記

犬の一年は人間の5年というけれど

 自動車の1年は人間の何年にあたるのだろうか?
モノには減価償却という判断基準があるので、
年数でみるべきかともおもうが、
走行距離で考えた方が実際に合っているのか...。
 中古車の査定のお仕事している人ならわかるのかな。

とにかく わたしの車が近年すごく壊れ始めたのは
間違いない。

初年度の登録から考えると15年経過。
私が乗り始めてからは8年経過。
乗り始めの走行距離は5000キロ。
いまは120000キロを越えた。

自動車税は年々上がってとうとう上限枠に届いている。
車が古くなるほど高くなっていく不思議だな。

マフラーがさびてタイコが2層をつきぬけ3層まで
さびて腐り落ちたのは、こちらにきて冬の融雪剤の
塩素がきつすぎるせいなのだろう。
ボディは
バックしてきた軽トラのおばちゃんの荷台に
傷つけられたり、私が路肩にこすったりで、
色はところどころはがれて傷があちこちにある。

2年前の車検ではシャフトブーツがやぶれてたので交換、
しかもエンジンオイル漏れがみつかった。
今年は
ワイパーは冬場の氷を掻いてゆがみ、
ウォッシャー液は今年の春から吹き出さなくなった。
タンクに液を補充したらどこからか漏れ落ちる音がして
即効で無くなった。

いろんなとき、文字通り苦しいときも楽しいときも
いつも一緒に走り抜けてきたのがこの車。
運転しやすくて、いっぱい物が積めて、コンパクトで
見やすくて安心。
いまの時代には燃費がいいとはいえないけど。
リッター10キロだね。

この車は実にアタリの車だった。
定年退職直前のディーラーの営業さんから買ったっけ。

人間で言うとわたしの車は何歳なのだろう。