サキュバスの晩餐

sakyunの日記

ゴーストタウンぶらり旅

テレビで土曜の昼間あたりによくある番組、
東京の沿線をちょっとブラブラ歩いて
美味しいものを食べたり
おもしろい店を発見したりするヤツ!
あれを実際やってみたいなって思ってたの。

とある東北、人口増著しいと評判の隣市の中心街の大通り。
平日のお昼前に歩いてみましたブラリ...。

きれいに整備された幅の広い歩道は明るいカラーのレンガ敷。
そしてその横に並び立つのは
...ことごとく閉ざされたシャッターの店が連なっていた。

美味しい物も売っていない。
人情あふれる売り子のおばちゃんもいない。
歩いている間すれ違ったのは なにやらブツブツと独り言を
つぶやいて傘で看板を叩いている老人が一人。

歩けども歩けどもシャッターで閉じられた元商店ばかりなり。
人の気配が無さすぎて怖かった。

シャッターが一瞬途切れて、
素敵なディスプレイのある着物屋さん発見。
と思いきや、玄関に鍵がかかっている。
開店中とおぼしき所を一つ見たが、店の前を通りかかった
だけで中の店主は驚いて目を見開いている。
そんなに人が歩かないのか〜!

田舎では駐車場付きの大型店にみんな老いも若きも
車でのりつけまっしぐら。
昔からの商店街はシャッター街へ変貌し、
ゴーストタウン化。

こんな状態を人を呼び込めるように
したくてもにっちもさっちもいかないんだろうな。
一個一個の商店は個人所有の不動産だから難しかろうね。