サキュバスの晩餐

sakyunの日記

離婚 中高年 就職困難者

そんな言葉三匹の虎のように頭の中をグルグルまわっている。
脳みそがバターになって溶けてしまわないといいのだけれど。

社会保険や労働法規の勉強をしていると
いかにわたしのような低収入の離婚女性が
将来高齢になったときに(そこまで生きるはずはないと思っていたがこのところの検査の数値が良いので意外と生きてしまいそうな感じがでてきた)
うすら寒い将来が待ち構えているのか予測がついてくる。

年金にしろ失業対策にしろ、
体が弱くて スキルがなくて やがて高齢にいたる独身者
という三匹の虎には対策しきれていない。
国がなんとかするべきなのだ、とは主張する気はない。


体が弱いのも、スキルをつめなかったのも、定職を維持できなかったのも
離婚したのも、すべて自己責任と一言で片付けられるからだ。
追い討ちをかけれて言えば 自業自得だ。
だから わたしは 助けてと、誰にもどこにも言えない。


職場の上司の雑談で ある同僚(離婚女性)
に 社員の独身男性を紹介しようと計画していると小耳に挟む。
候補に挙がる人を正直うらやましいなあとおもう。
生活の緊急度と逼迫性からいったらはるかにこちらのほうが
きついのだけれども。。。人柄の違いなんでしょうね(ため息)。
人なつこく愛嬌のあるにぎやかな同僚に比べて、こちらはプチコミュ障
かつ無口でおとなしい。
おじさんたちから見れば、なんとかしてあげたいオーラが足りなくて
困ってますアピール度も足りないのだろう。
ささかやでケチな自尊心が超ちょーデフレ!なんとなく傷ついている。
人は人なんだ、それぞれなんだと、わかっているけれど。


意味もなくしまむらで服を買った。
スカートやニット、エプロンにストッキングに息子のズボンやパジャマやら。
袋一杯に買った。

アマゾンで除湿器を注文した。
カビだらけの壁に囲まれて生活するのはいやになった。
なんとかしよう。


めったにはないことだけどどうしても心が痛いときは モノをまとめて買って埋め合わせする。たぶん、ストレス解消としては、あまり効率のいいやりかたではないだろう。



とりあえず今 それなり固い職場で 期限付き契約とはいえ働けている。
体もなんとか大丈夫だ。
暴れていた子供も落ち着いている。
離婚してからは、もう身近にわたしを傷つけ損なう人はいない。
いまでも十分 幸せはある。

それなのに、
いまここに幸せはあっても、不安になる。
まるで回転寿しのようだ。
選んだお寿司を食べている間にも次々回ってくるお寿司の皿に
目がいってしまうように。
手元にあるお寿司をよく見てじっくり味わって楽しめばいいのに
もっとおいしいのが食べている最中も回ってくるのではないかと
そわそわしている。

向上心なのか、ただ不満を抱きやすい性質なのか。。。