サキュバスの晩餐

sakyunの日記

ひさしぶりにはてな的論議をみたような気がした

自分が嫌われないために気を遣う人は、身内を潰す。 - yuhka-unoの日記

丁寧すぎるほど丁寧に書かれた記事だな、と、思った。
なんとなく 頭痛を訴えた記事を最後に書かなくなったある文章の上手なブロガーを思い出した。不穏な兆候ではある。

この記事の文章としての完成度もさりながら 長い長いたくさんのコメント欄は すさまじい。ずいぶんとたくさんの、機能不全家族にいたぶられたと称する人々がいたものだ。

他人の家庭は異国だ。主義主張も 習慣も ルールも違う。時には異国どころか、違う宇宙の違う星と同じくらいになりたちがことなる。

コメント欄の人達は めいめい違った星の上に立ちながら 筆者の記事を材料に、自分たちの星の基準で コメントを書いている。おなじテーマにそって書いているはずなのに これほど ばらばらになるというのも 家族が主題になっているせいだろう。たぶん、おいしいオムレツの作り方がテーマだったら もう少し ほんわかとまとまったに違いないのだ。

id:yuhka-unoさんの書いた 「自分が嫌われないために〜」を 読んで、いろいろ思わないことはないのだけれど、なんであれ、ブログ主さんが 他人に読んでもらえる状況下で文字として考えていたことを形にしていくことが必要だったのなら、それで よいのだと思う。
自分が必要なうちは書く作業を続ける。誰がなんといおうとも まっすぐに。でも 書くことで痛みを感じるのなら 無理に書き続けるのは 自らを毒する。
だれしもが 身も心も 元気なブロガーであり続けられますよう。