サキュバスの晩餐

sakyunの日記

えもいわれぬ不思議な気分になった

袖振り合うも他生の縁ならば ブログを綴り続ける日々のうちに コメントやトラックバックのやりとりをかわした人達も 一期一会の多少の縁か。いや、現実にオフで会っているわけではないのだから 一会というのとはちょっと違うかもしれないけれど。

きのう某放送局の番組内で 岩崎夏海氏の著作もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだらが紹介されていた。本屋に行くと まず入り口周辺で平積みになって1区画占めていたり、今月のイチ押し本コーナー棚で みないことはない本である。だれがなんといおうと 押しも押されぬ売れている本であろう。

ハテダのハックルさん(id:aureliano)が実名を公開したのは こういう伏線だったのかな、と、思う。実名公開後、ハックルさんとしてのハテダの記事のアヴァンギャルドな文章の勢いはものしずかになってしまったのは 少し寂しいなとおもうけれど ハテブのいかれたブクマ評論家やダイアラーども(私も含めてね)にやんややんやされるよりは 広く世の人々に本が沢山読まれたのだとしたら、かえってよかった。伝えたいことが沢山の人に伝わるのって、いいよね。

岩崎夏海氏ご当人もテレビに映ってらして、メガネがフジマキ弟ちっくで、髪型が西郷どんでした。(できれば女子マネにあやかってセーラー服にボール山盛りのバケツもち姿のほうがインパクトあって楽しかったのですが、これは私だけの好みだとおもう、たぶん)ずっと前にコメントをくれた人がテレビでしゃべってはる、なんとも 不思議な気持ちがしました。文字が人の形にお餅が焼けるようにふっくら膨れ上がって、本物の人になり、人はテレビ画面の中に入って、音声を発している。書く人がいて書かれる文字があるというあたりまえのことに、なぜかとても不思議な気持ちにさせられる。