サキュバスの晩餐

sakyunの日記

Francesco3さんとid:KoshianXさんのやりとりのエントリを巡って、村民がわさわさ論争をしていた。
id:Midasid:Dr-Setonが睨み合っちゃうし、どっちも色男だからなあ〜萌えるわ(おふざけです、すみませんっ)

KoshianXのはてダ狐の王国は アンテナに入れていつも読ませていただいている。問題に対して 真摯に「なぜ?」を追求していく姿勢や、明確な意思表明、プログラマの熱意、が感じられて好きなブログの一つだ。

話は変わって
さきゅの痴漢被害の経験談だ。箇条書きにする。

平日。時間帯は朝。出勤時間で人通りは多い。出勤中のサラリーマンや、ジョギングする人がたくさんぞろぞろ堀の脇の道なりにいる。
場所は観光名所で有名な公園。id:RRDさんならわかると思うけど五稜郭公園。
私の服装。黒のカーディガンにブラウス。紺の膝下のタイトスカート。ストッキングにローファーの靴。髪型 ショートボブ。
仕事場に行くために、公園の一部を通った。
突然 後から足音が聞こえて 刹那スカートをすっぽりまくり上げられた。ストッキング&パンツ丸出し。尻が寒い。びっくり!
次の瞬間には背後からスカートまくり痴漢男ダッシュして、私を追い越し、何事もなかったかのように、走り抜けていった。スカートまくりしてなければ、ただのジョギング中の男性。

その時はただびっくりして 声も出ないし呆然。放心状態のまま職場にたどり着き、仕事開始。様子がおかしいので職場の仲間に心配される。

後日 仲の良い女友達に話すと「のんびり歩いていて隙があったんじゃないの?」と、言われる。

さらにそれから1週間後のこと。

その仲の良い女友達から すぐ来てくれと電話。駆けつけると、
日曜日の昼間 表通り(柏木町あたりの電車通り)を歩いていたら 痴漢につきまとわれ 体を触られたとのこと。(服装:露出多くない。コンサバ)
ものすごく怖がっていた。

経験しないと想像力が及ばないことは、あるものだ。曾野綾子女史は 痴漢されたことがない人生を送られてお幸せだったのだろう。新聞に書いた内容に、彼女は悪気はなかったのだろうけれど、結果として読んで悲しい気持ちになったり、怒ったりする人は出てくるのも当然だ。ただ 抗議されても当の女史にはその意味が理解できないだろう。
理解してもらえなくとも伝えなくてはならないことがある。被害者に伝えたい気持ちがある限り。もしかしたら いつか聞いた相手は身を以てその意味を知る時が来るかもしれない。あるいは知らないままの方が幸せなのかもしれない。
理解できなくとも耳を傾けるだけで受け止めるのが必要な場合がある。文章でやりとりすると議論や問答形式になり、意見を述べ合うばかりに見えるので、相手の話を聞いていることが伝わりにくくなりがちだ。
あのやりとりを読んで、KoshianXさんを酷いとも、セカンドなんたらとも思わなかった女子もここにいるということでこの話をくくる。