サキュバスの晩餐

sakyunの日記

負けてしまうことはたやすくて

あきらめてしまえば、それまでよ。

これが負けなのはわかっているんだ。

ゲームと違って、それでもまだ人生は続いていく。

挫折したと膝をつき頭を地に押し付けてうなだれたとして、

投了となるわけでなし、時間を止められるわけでなし。

 

だから挫折したと認めるわけにいかないのだよ。

嘆いてたって時間は進むのだもの。

同じ時間が進むならその間中は

ずっと動いてるさ、ずっとあきらめない。

何かしている間はずっとプロセス、負けが決まったわけじゃない。

からっぽの人

どうにも辛くて親密に誰かと話したくて外に出た。

だけれどもイイ年したわたしを甘やかして受け止めてくれる人などあろうはずもなく

ただ苦しいなあ悲しいなあという気持ちばかりが募るだけ。

目頭を押さえながら高台のファミレスの窓際にボツネンと座る。

突然降り出した雪に白くフィルターがかかった新興住宅地に

びっしりと詰め込まれた家々の屋根屋根屋根の連なりを見おろして

どうしてこんなにひとりぼっちなんだろうと涙を鼻腔の奥に押し流す。

こちら側とあちら側の境にて

リンゴは皮と実の間が美味しいのだ、という説を聞いたことがあるけれど、そうかそうなのかとなんとなくわかったような気がしていたけどよく考えてみると皮と実の間ってどこのことなのだろう?

中島みゆきは空となんとかの間には今日も冷たい風が吹く〜と高らかに歌っていたような気がするし(違っていたらごめん)、相対するものの間には境界ゾーンが存在するもののようなのではあるけれど。

 

正気と狂気の間で揺れ動く人間もいる。

 

そして、この世とあの世の境界を容易く飛び越えてしまう人間もいる。

 

どちらも知っていたけれど、いざ目の当たりにしてしまうと、私は辛かった。

通りすがりの黄色い占い師

あの時、私は女子高生だった。

函館駅から地元駅まで鈍行列車片道40分、埃っぽい匂いのする紺色のボックス席に座って、宿題のプリントを膝の上に乗せたカバンを机代わりに解いていた。

ひょいと向かいの席にタンポポみたいな眩しい黄色のジャンバーを着たお兄さんが座った。そして彼はプリントに書かれた私の名前を見るとふむふむいい名前だねと言い始めた。何を言い出すのかしらこの人はと私は顔を上げた。タンポポのように朗らかな彼は

そうだねこの名前はすごくいい、たとえどんなに難しくて無理だろうと思えた学校でも合格できるだろう、ただね女としてはねどうかな強すぎるんだな、でもいい名前だよ、ああ僕は占い師なんだ、と言って軽やかに笑った。

何を言っているのかしらこの人は、と内心思った。

 

 

今思い返すと、あれは本当のことだった。

 

女としては、幸せではなかった。実際のところ定型的な女の幸福からははるか遠ざかった生き方になった。いつしかそういう成り行きも仕方ないと諦めた。少女の頃に夢見ていた物語のヒロインがたどる結末王子と末長く幸せに暮らしましたのページの端切れすら吹きすさぶ歳月の大雨に打たれて紙の繊維が千切れて溶けて手の内に何一つとして残らないままに年を取ってしまった事実に震え上がる。

 

女としては真っ当な幸せを成し遂げられなかったけれど、それよりもなすべきことは他にある。生きている限りもっとやれるはず、だから諦めない。

 

 

 

カチカチ山のたぬきさん

寒い朝だった。

体が温まらないと飛べないハエのように身動きができなかった。

エアコンから吹くぬるい風は夜に冷え切った室内の空気に溶け込み

たちどころにぬくもりを失ってしまった。

引っ張り出してきた電気ストーブの前にぼんやりと私は座り込んでいた。

オレンジに光るそれを見つめるだけで目玉が温かくなるような気がした。

そのうち 何かが焦げる匂いがしてきた。

誰かが私のために料理をしてくれているわけではない。

それにこの匂いは料理ではなくビニールが溶ける時の?

そこで ハッと見返ると 今着ているビンテージなユニクロダウンコートが

怪しい焦げ臭を発しながらまさに溶け出しているではないですか。

慌てて電気ストーブから離れて溶けた箇所にそっと触れると

パリパリと容易く裂けて中綿が出た。

幾度もの冬を共に過ごしてきたコート。

寒い冬の季節、軽くて暖かく、無難なデザイン、まるで体の一部のようで、

どのコートよりもヘビロテしてきたユニクロダウンが溶けてしまった!

裂け目からは、次々とダウンが吐き出され、気がつくと部屋のそこかしこに

白いふわふわが雪のように散らばっている。

もはやこのコートと共に過ごすことはできない。裂け目をセロハンテープで

抑えても、触れる端からパリパリと裂け、テープは剥がれてしまう。

こうして別れは突然に訪れるのだ切ないことだと思いながら

ユニクロ店舗のリサイクルボックスに投入。

電気ストーブはよく気をつけて温まろうという教訓でした。

スターバックスの福袋ゲットしたよー

生まれて初めて、スターバックスの福袋を買いましたー❤️

中身は以下の通り。

個人的な感想も書いています。

 

コーヒー豆(中挽き)2袋

(一人で飲むにしては多めなので保存期間長めに

 なると味が落ちると思いましたので、

 種類同じでかまわないので挽いた粉でなくて、

 豆に交換できませんかときいたのですがダメでした。

 せっかくだから最後まで美味しく飲みたかったのですが

 仕方ない)

 

ビバレッジカード(ドリンクチケット付き)4枚

(1枚あたり610円までオッケーで超えたらその分

 支払ってねと書いてありました。

 いつも「今日のコーヒー」ばかり頼んでいた私がこれから

 クリームもっこりのアレンジコーヒーが楽しめることに!

 

スタバマークのひざ掛けフリース1枚

(ホワホワであったかいです。早速膝にかけてブログ書いてます)

 

プラスチック製スタバマークのサンドイッチボックス1個

(弁当箱ーと思ったけど、汁漏れしそうだからやっぱ

 おにぎりかサンドイッチ用ですねー)

 

スタバ瓶デザインのジップ付き保存袋、大小計6枚

(豆を小分けに保存するのにいいかも)

 

コールドドリンク専用のプラスチックタンブラー1個

(で、でかい!か弱い私にはちと重たい?シアトルの人は力持ちかも)

 

インスタントチャイの粉(ヴィア ティーエッセンス チャイ )

(はアー♪チャイチャイ♪エスニック&スパイシーなお味)

 

ホットドリンク派なので、ステンレスボトルとかホットドリンク用のタンブラーだと

良かったのですが、でっかいコールドマグが来ちゃったので

今年はフラペチーノにトライしてみようかな?

 

今年も美味しいコーヒーをたくさん楽しもう!

 

福袋が欲しい!

福袋なんて無駄遣いさ、欲しいものばかりがあるわけでもないのにさ、予約だの、並んでだの、アホらしくてやってられないさ♪

と思っていたのですが、とうとう予約のエントリーしちゃいましたよ、スターバックスの福袋を!

抽選なのですって、当たれば、お金を払って福袋を買う権利がもらえるのですって。

お正月前に予約なんて雰囲気のない話と思っていたけれど、どうしても欲しくなってきたのだから仕方ない。当日販売はしないらしいし。

昔売れ残りそうになりながら売り子が叫んで売っていた時代もあったというのになんだこの人気っぷりは?転売目当ても割とあるらしいけれど?すごいなー!

それにしても、どうか抽選に当たりますように。