サキュバスの晩餐

sakyunの日記

寿司屋にいかなくなって

しばらくになる。回転寿司屋は たまたま行っているのだが、本物の寿司屋にはずっと行っていない。
こう暑い日が続くと 冷たい生魚とさっぱりした寿司飯を舌の上に乗せたくなってくる。
きゅっとしょっぱいお醤油と ぴりりとしたわさびの味と香りがあれば
夏バテなんか どっか飛んでっちゃうだろうなあ。

きっと富裕層ピープルな方々は 本物の寿司屋に行って、
カウンターでお好みで食べているだろうなあ、大将きょうのおすすめは?なんつって。
そんなゴージャスな人達は知らない人もいるかもしれないけれど、
お寿司には 桶で注文するスタイルもあるんだよ。
回転寿司がまだ無かった時代、庶民がたまのイベントで食べるお寿司は
すなわち桶のお寿司だった。
桶にはランクがあるんだ。
特上と上と並とか、そんなかんじね。
お店によって内容は違う。
でも 並寿司の必須ネタは 細巻きならかっぱとかんぴょう巻、玉子にイカにタコにサバ、
これはだいたいあるんじゃないかな。
で、生ウニや合成じゃない本物のイクラなんかは特上か、上の桶だ。

生ウニが大好きなんだけれど、サバも食べたい時なんか、もう困っちゃう。
特上と並の桶を二つ頼むか、一種類だけ単種で注文すればいいんだろうけど
やたらお金がかかりすぎちゃう。それは困る。だって庶民だもの。
家族持ちなんかだったら食べる口の数も多いから大変。
そこで上と並のあいだにあるものがあれば、と、思った人は少なくなかったろうな。

で、あるところには ちゃんとそれがあった。
とある網走のお寿司屋さんでは 「中」というランクをメニューに設定していた。
上でも並でもない、「中」。
中はなかなかおいしかった記憶が残っている。蟹の身のお寿司があって、それがとても美味しかった。


話変わって

小悪魔ほにゃらら、といった言葉が目にとまった。
なんかのブログのタイトルだったかな?そういえば 小悪魔なんたらというネーミングの作家や雑誌
や化粧品などもある。小悪魔って、いいイメージみたいだね。
どうせなら ちびちびとかわいこぶってなどいないで、どどーんと大悪魔ぐらいの勢いで天にも昇ってみろや、
と思っちゃうのは 自称小悪魔をしてぜんぜん天使じゃんそれ、
みたいな愛されたいアタシ念力を燦々放っている女っぽいものに対する、反発だろうか。
そんな遅れてきた反抗期なわたしは、中途半端な 中悪魔ですか。寿司の中ほど美味しくいただけませんよ。