サキュバスの晩餐

sakyunの日記

佐藤愛子 院長の恋

院長の恋

恋は病でありませうか、ならば、治癒する場合もあれば、不治の病もありましょうし、継続する低空飛行もあれば、死に至りて終わる山こともありましょう...などと つらつら思いつつ、立ち読みいたしました(正職員になれたあかつきには購入致しますm(_ _)m)本屋さんごめんなさい)
恋は落ちるものですが したたかなイージーラバーにとっては恋は落とすものということかしら。
たとえ おとしたおとされたの喜悲劇として振り返られる出来事であったとしても つかの間の一瞬にでも 純粋さと誠が 確かにあったのだと....思いたい...ものですなっ!うおっほんっ!(咳払い

この物語では 院長先生の無垢な恋が 意外な結末に転がります。女目線のシニカルさが面白いです。渡辺淳一先生のねっとりじっとり湿度ムンムンとしたエッチぃ語りと比べ、夏のエアコンのドライな風が吹いているような軽やかな表現が、不倫小説として面白いのぉ。
みなさま ぜひ読んで読んでのお楽しみ!