サキュバスの晩餐

sakyunの日記

この世に 必要の無い人なんていない、そして、必要の無い学問も無い

たぶん...。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/76003

53国立大1300人超雇い止め 09年度、契約上限見直しも
2009年2月7日

 全国87の国立大のうち、2009年度中に契約満了で「雇い止め」となる非常勤職員は少なくとも53大学で計1355人に上ることが7日、共同通信のアンケートで分かった。28大学が「研究や業務に支障が出る」などとして、契約期間の上限見直しを実施済みか、検討中だった。
 非正規労働者の雇い止めが問題化する中、緊縮財政を迫られている各大学が専門知識を備えた人材確保に苦慮している実態が明らかになった。

次の冬には年越し非情勤職員村が話題になるのか。どこもかしこも 随分 気軽に人を切る時代になっちゃったなあ。「研究や業務に支障が出る」というなら 腹をくくって正職員で迎えればいいのに。雇い止めが増え続けたら「期限を決めて交換されるというのは 取り替えのきく存在だったあなたの自己責任でしょ!」と自己責任論中毒者がのたまうのだろうか。研究を長くじっくりと続けないですぐ結果が出るファーストフード学問ばかりというのも困るんだが。
一般的に必要の無い無駄な学問、暇つぶし用見かけ倒しの教養講義は淘汰されてしまうかもしれないね。それは別に結構だが、本当に良質な内容なのに ブランド大学でないばかりに 経営上の都合で淘汰されてしまうのが問題。