サキュバスの晩餐

sakyunの日記

むずかしい

とある中学生の男子が授業中、
かねてから意地悪をうけつづけていた
グループのいたずらで大けがを負う騒動が発生、
対応に追われた。
はじめは 偶発的な事故かと思われたが、
話が進むにつれ
怪我をした男子が 
2学期当初からものを隠される、壊される、
背中に侮蔑的なことを書かれた貼り紙をされる、
不意打ちで殴り掛かられる、突進される、
などを繰り返されていたことが判明。
同様の被害を受けていた学生は他におらず、
被害男子に集中していたことがわかり、
事実上のいじめ行為であったと認められた。
学校、加害児童本人達、加害児童の親をまきこんだ
騒動となり、大変だった。
被害児童のショックは大きく、
今後の通学に支障はでないかが懸念される。
加害児童側の心理も測り難く 不明点が多い。

いじめよくない、いじめかっこ悪い、
言うのは簡単なのだが
いじめがあってあたりまえが大人同士でさえそうなのに
子供だけ立派で仲良くあれというのもどこか無理があり
そもそも人を虐めるようなクズと
まで仲良くしなくちゃいけないのか?
という虐められた側の不愉快は消えることはないだろう。
今回のケースは典型的な 落ちこぼれ仲間特定複数と
生真面目で孤立行動の一名
人員の動きの無い集団に 転校生1名
というパターンであった。

個を愛するものは むやみにつるむことを好まないし
つるむことを良しとするものは 個を憎む。
大人が介入して改善できるところは
徹底してやるべきだろうとは 思うのだが 難しい。
大人になってもいじめ行為をやるおじさんおばさん達よりは
子供の方がいくらか改善していく余地はあるのだろうから
諦めてはいけない。