サキュバスの晩餐

sakyunの日記

きょうは何の日?トルーマン=カポーティの誕生日

「冷血」の日本語訳を読んだことがある。
実際に殺人をした獄中の犯人にインタビューを続け
彼ら実像と犯行の前後の状況と心理を細やかに
描いた作品だ。
犯罪は 遠い別世界の出来事ではなく
普通に暮らす人々に 普通だったはずの人が襲いかかってくる。
生と死の分かれ目は ほんのささいなことで サイコロの目のように
変わりうるのだと、感じた。

カポーティの伝記も読んだが
これは インタビューされた犯人よりも すさまじい内容の人生で 
とても驚いた。
(たぶんWikiペディアあたりに旨くまとめられているのだろうけど)

カポーティを主人公にした映画もあるらしい、けっこう前だから
たぶんDVDになっているかと思う。観たいな。